枝毛や切れ毛になる原因をご存知ですか?

ロングヘアーの女性に多い枝毛や切れ毛。枝毛や切れ毛がある状態は毛先もパサパサになりやすく毛先も跳ねてしまう状態です。男性から見ても枝毛や切れ毛のある女性は髪の毛がパサついて見えて不潔な感じがしてしまいます。
そこで今回は枝毛や切れ毛の改善方法や対策を美容師が全て紹介いたします。意外と気づかずにやっていて枝毛や切れ毛になる原因もありますので、しっかりと対策していきましょう。きれいな髪の毛を作る方法です。
目次
枝毛や切れ毛ってどんな状態?
枝毛と切れ毛には密接な関係性があります。一般的には切れ毛の毛先が裂けて枝毛になる事が多いです。枝毛は、切れ毛により不安定な状態となった毛先が裂けて枝毛となります。
髪の毛の表面にはキューティクルと言う、うろこ状の膜がありますが、水分不足や髪の内部の栄養素が流出して毛先が弱くなり、ダメージを受けることで毛先が裂けて枝毛となります。
毛先は髪の毛が生えてから長い年月が経っていますので栄養分も行き渡りにくく、ちょっとしたダメージでもすぐに切れてしまうので注意が必要です。具体的な枝毛と切れ毛の原因を紹介していきます。
枝毛や切れ毛の原因とは

枝毛や切れ毛のできる原因の具体例です。いつも枝毛や切れ毛が出来ている女性は以下の項目をチェックしてみて下さい。
1 髪の毛が引っかかりやすい
髪の毛が引っかかりやすい女性は切れ毛や枝毛になりやすいです。毛先に洗い流さないトリートメントなどをしっかりとつけて、髪の毛が引っかからないように注意してください。髪の毛の細い女性も注意が必要です。
2 髪の毛が濡れたままの状態で寝ている
髪の毛が濡れた状態で寝ていると頭部の重さにより髪がこすれて、枝毛や切れ毛になりやすいです。髪の毛が濡れた状態とは、髪の毛が膨潤していて大変デリケートな状態です。濡れている髪をあまり櫛などで梳かさないように注意してください。
枝毛や切れ毛を防ぐためにも速やかに髪の毛を乾かしましょう。濡れている髪の毛は弱い状態だということを覚えておいてください。
3 ストレートアイロンやカールアイロンを使っている
ストレートアイロンやカールアイロンは高温で毛先にダメージを与えてしまいます。水分量の少なくなった毛先は裂けやすく、切れ毛や枝毛にもなりやすいです。ストレートアイロンやカールアイロンを毎日使っている女性は枝毛や切れ毛に注意してください。毛先を熱から守る洗い流さないトリートメントをしっかりとつけて対策しましょう。
4 逆毛をよくたてる
逆毛もキューティクルを傷つける技術なので枝毛の原因となります。いつもセットやアップの髪型をしている女性は逆毛をあまり多用しないほうがいいと思います。昔は逆毛をよく使いましたが、現在では髪の毛も痛むので私は逆毛を使用しません。枝毛や切れ毛を避けるためにも逆毛はあまり使わないほうがいいと思います。
5 美容院で髪を削ぐ
髪を削ぐ技術は枝毛や切れ毛になりやすいです。ブラントカットと言うハサミできれいに毛先を切るカット技術は最も枝毛や切れ毛になりにくいカット技術です。レザーカットや削ぎバサミ、スライドカットやチョップカットなども毛先を斜めに切るカット技術なので、枝毛になりやすいカット技術です。
枝毛がよくできる女性は美容師さんにブラントカットでカットしてもらってください。切れ毛や枝毛になりにくいカット技術です。
6 ヘアカラーやパーマをよくする
ヘアカラーやパーマも切れ毛や枝毛の原因です。ヘアカラーやパーマのお薬も髪にダメージのあるアルカリ性なので、髪の毛も膨潤しやすく切れ毛になりやすいです。パーマやヘアカラーなどをよくする女性はアフターケアのトリートメントもしっかりと行いましょう。
7 高温ドライヤーを使っている
毛先に熱い温度のドライヤーの風をあてすぎると毛先が乾燥して裂けやすく、切れ毛や枝毛になりやすいです。髪の毛の中でも毛先が最もデリケートです。強い熱を与えずに髪の毛を乾かすことでも切れ毛や枝毛を防ぐことができます。
8 切れ味の悪いハサミで髪をカットする
こちらは美容師さんの問題なのですが、切れ味の悪いハサミでカットすると毛先の断面がガタガタになり枝毛になりやすいです。切れ味の悪いハサミはカットしているとたまに引っかかり痛いことがあります。ちょくちょく髪が引っかかるようなカットの場合は、ハサミの交換を美容師さんにお伝えください。
9 ブラシをよく使う
髪の毛を乾かすときにブラシをよく使う女性も切れ毛や枝毛になりやすいです。目の細かいブラシを使うことにより髪の毛が引っかかりやすくなり、切れ毛も増えてしまいます。なるべくハンドブローなので髪の毛を乾かしたほうがいいですよ。ブラシの使いすぎも毛先が痛む原因だと言うことを覚えておきましょう。
10 洗浄力の強いシャンプーを使っている
高級アルコール系シャンプーや石鹸系シャンプーを使っている女性は注意してください。毛先は髪の毛が生えてから長い年月が経っており大変デリケートな状態です。そのような毛先に洗浄力の強いシャンプーをつけることで毛先が傷み切れ毛や枝毛にもなりやすくなります。
髪の毛はタンパク質でできています。同じタンパク質で洗うアミノ酸シャンプーで洗うことで枝毛や切れ毛も防ぐことができます。切れ毛や枝毛が気になる女性はアミノ酸シャンプーを使いましょう。
11 トリートメントや洗い流さないトリートメントを使用していない
ロングヘアの女性の場合は毛先にトリートメントや洗い流さないトリートメントをつけないと枝毛や切れ毛になりやすいです。
どうしても毛先は痛みやすいので髪の中の栄養分も少なくなり引っかかりやすいです。引っかかっている髪の毛をそのままにしておくと切れ毛となり枝毛も増えてしまいます。ロングヘアの女性は必ずトリートメントと洗い流さないトリートメントを使用しましょう。
12 シャンプーのやり方が間違っている
シャンプーの際に髪の毛をこすって洗っている女性は枝毛や切れ毛が増えやすいです。シャンプーは地肌を洗うものなので髪の毛をこすって洗ってはいけません。髪の毛の汚れは最初のシャワーでほとんど汚れが落ちますので、シャンプーをつけて髪をこすって洗う必要はありませんよ。シャンプーの時は頭皮だけを洗いましょう。
13 髪の毛をこすってタオルで拭く
シャンプーの後にタオルで髪の毛を拭くときは、髪をこすらないようにタオルを押し当てて拭きましょう。濡れている髪の毛は大変デリケートです。こすってしまうとキューティクルが剥がれて枝毛となりやすいです。シャンプーの後の髪の毛を拭く時も注意してください。できる限り新しいタオルを使って髪の毛を拭きましょう。
14 毛先を触る癖がある
毛先を触る癖のある女性も枝毛が増えやすいです。毛先は大変デリケートです。触っているとキューティクルが剥がれて枝毛となってしまいます。毛先はなるべく触らないように注意してください。
このほかにも老化やストレス、栄養不足やダイエットなども髪の毛が細くなる原因です。髪の毛が細くなり弱った状態は髪の毛も切れやすく枝毛にもなりやすいですよ。健康な髪の毛を維持することが枝毛や切れ毛を予防することにもつながります。健康な髪の毛を維持するためにも若い時からの育毛剤ケアをお勧めしています。
枝毛と切れ毛の対策!美容師オススメの改善方法

枝毛や切れ毛ができなくなる対策方法と、美容師オススメの枝毛改善方法を紹介しておきます。
1 カット
枝毛をなくす最も確実な改善方法がカットです。先ほどもご紹介しましたがブラントカットで毛先をカットすることにより、毛先がきれいにカットされるので枝毛にもなりにくいです。どうしても枝毛が気になる場合は毛先のカットをこまめにしましょう。最も確実な枝毛の改善方法です。
2 アミノ酸シャンプー トリートメント
枝毛と切れ毛を予防するためにはアミノ酸シャンプートリートメントがオススメです。先ほどもご紹介しましたが、髪の毛はアミノ酸と言うタンパク質でできていますので、同じ成分で洗うアミノ酸シャンプーを使用することで髪の毛のダメージも最小限に抑えることができます。
洗浄力の強いシャンプーを使うと髪の毛の長い女性はどうしても毛先にダメージが出て枝毛や切れ毛になりやすいです。毛先のトラブルでお悩みの女性はアミノ酸シャンプーをお使いください。
※美容師おすすめアミノ酸シャンプー 『守り髪』

公式サイト 美髪ベースメイクシャンプー『守り髪』
守り髪は美容師さんがテストを重ねたシャンプーで、シャンプーの開発にも有名な美容師さんが多く携わっています。守り髪シャンプーは女性の髪の毛をきれいにするために開発されたアミノ酸シャンプーで、トリートメントも保湿効果が高く毛先のパサつきをしっかりと改善してくれます。
つやつやでサラサラな髪の毛にしたい女性にはオススメできるアミノ酸シャンプートリートメントです。
※参考記事
守り髪トリートメント成分解析!髪がツヤツヤになる口コミが多い理由
3 洗い流さないトリートメント
※参考記事
市販の洗い流さないトリートメントおすすめランキング!使い方も教えます
ドライヤーの前や、お出かけする前に毛先につける洗い流さないトリートメントも、枝毛や切れ毛を改善する事ができるオススメのトリートメントです。
髪の毛の栄養分が少なくなったところに的確にトリートメントをつけることができるので、ダメージの多い毛先につけることで枝毛や切れ毛を簡単に改善することができます。ロングヘアの女性は必ず洗い流さないトリートメントを使うように心がけましょう。
uruotte リペアミルク

公式サイト 洗い流さないヘアトリートメント「uruotte リペアミルク」
毛先のパサつきを抑える効果の高い洗い流さないトリートメントです。毛先のダメージを治したい女性にはおすすめです。
4 低温トリートメントドライヤー

公式サイト 低温トリートメントドライヤー
※参考記事
人気マイナスイオンドライヤーの効果とは!くせ毛の人におすすめです。
くせ毛で広がる髪型の人!美容師おすすめ業務用ドライヤーでサラサラヘアに!
高温のドライヤーは毛先にダメージを与えてしまい枝毛や切れ毛になりやすいです。毛先は大変デリケートなので熱にも弱いので注意してください。低温トリートメントドライヤーを使えば熱で毛先を痛めることなく枝毛を対策できます。
髪の毛を痛めずに髪をサラサラにするドライヤーとして昨年爆発的に人気の出たドライヤーです。まだ高温のドライヤーを使っている女性はぜひ低温トリートメントドライヤーをお使いください。ドライヤーで髪の毛を痛めることもなくなりますよ。
※髪の毛が細くなり弱いと感じている女性は、抜け毛予防や頭皮チェックが無料で体験できる育毛体験もお勧めです。とっても気持ちいいマッサージも付いていますのでヘッドスパ感覚で体験してみてはいかがでしょうか。自分の頭皮の状態を把握できますよ。
まとめ
枝毛や切れ毛のできる原因が分かれば対策や改善方法も簡単です。

枝毛や切れ毛は美容院でカットすると改善できますが、枝毛や切れ毛ができる原因をわかっていないと、また枝毛や切れ毛になってしまいます。ロングヘアーの女性は特に気をつけてくださいね。枝毛や切れ毛は自分で対策できますので!
以上、(枝毛や切れ毛の原因とは!改善方法や対策は美容師にお任せ下さい)でした。
