下っ腹がすっきりしていると服もかっこよく着こなすことができますし、見た目も若々しく感じられますよね。
しかし下っ腹は食事の内容や運動不足、年など様々なことが影響してサイズが変わってしまいやすい部分なので、多くの人がこの下っ腹の脂肪が落ちない事に悩まされていることでしょう。
何をやっても落ちない脂肪を落とすためには原因を突き止め、改善させていくことでサイズダウンが可能となります。
結果を出すためにもそのコツを理解しておきましょう。
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目次
下っ腹に付く脂肪とは
若い頃はお腹がすっきりしている人って多いですよね。
太っていると思ってもそれは全体的に脂肪がついているだけで、決して下っ腹ばかりが目立つというような太り方をしている人はあまりありません。
しかし生活習慣の変化や年齢による代謝の低下など様々なことが原因で、若い頃は太りにくかったという人でも、あっという間に体型が変化してしまうということも珍しくはありません。
学生時代にすごくスタイルが良かった人も、大人になってから同窓会などで久しぶりに再会すると、誰か分からないほど体型が変わってしまっている人もいますよね。
1日や2日で変化をするものではありませんが、それが蓄積していくことで数年後や数十年後には、下っ腹に落ちにくい脂肪がたまってしまうのです。
特に年齢というのは恐ろしいもので、体の代謝がどんどん低下していってしまうのが普通です。
若い頃に運動を頻繁にしていた人がいきなり運動をやめると、太ってしまうことってよくありますよね。
運動をして筋肉が身についている間は、多少食べ過ぎても代謝が上がっているので脂肪が蓄積する前に燃焼してくれるのですが、年齢によって筋肉が衰えたり運動をしなくなることで代謝は低下していき、今までと同じ食事内容では太っていく一方になってしまうのです。
下っ腹に脂肪がつく原因
次は下っ腹に脂肪がつく具体的な原因についてです。
体に脂肪を蓄えてしまうのには様々な理由が考えられます。太る場所も人によって異なるのですが、なぜ下っ腹に脂肪が蓄積されてしまうのかその原因をまずは理解しましょう。
1 筋力の衰えで内臓を支えられないから
一般的な筋トレで鍛えることができるのは体の表面上にある筋肉だと言われています。
実はそれとは別に、内臓を正しい位置に保つための筋肉や姿勢を保つための筋肉など、普通の筋トレでは鍛えにくい部分の筋肉があります。
これを「インナーマッスル」と言うのですが、これが衰える事で内臓を正しい位置で支えることができなくなってしまい下に下がっていってしまいます。
胃が下がってきて胃下垂になったり、その下にある様々な内臓が下へ下へと移動してしまうので、結果的に下っ腹が膨らんでしまうのです。
つまり下っ腹が出てしまうというのは脂肪ばかりだとは限らないということが言えます。
内臓の位置を外から把握することは難しいので、一般的な脂肪を落とすためのダイエットをしながらインナーマッスルも鍛え、内臓を楽しい位置に戻すようなトレーニングも行っていくことが重要になります。
2 皮下脂肪と内臓脂肪が重なって下っ腹が目立つようになるから
炭水化物や甘い物など多くの糖分はエネルギー源として使われますが、過剰摂取すると使い切ることができなくなり体内に蓄積されます。
タンパク質などの筋肉になるものとは違い、糖分は皮下脂肪になりやすいので下っ腹や腰回りにどんどん蓄積されていき、落とすのが大変な脂肪へと変わっていきます。
またたちが悪いのが内臓脂肪なのですが、これも食生活の偏りなどが原因で内臓に脂肪がついてしまうという現象が起こります。
これを放置しておくと大きな病気を招いてしまう可能性があるので、美容面だけではなく健康面から考えても脂肪を落とすことが推奨されます。
皮下脂肪がつく位置と内臓がある位置は近いので、脂肪がつくことで体の他の部分よりも脂肪が密集しより目立ってしまうようになります。
3 骨盤の歪みによって便秘やガスだまりを招きやすくなるから
足を組んで座る癖がついている人や、出産を終えた女性など、骨盤が本来の正しい形から変わってしまっている場合があります。
そうすると血流が悪くなるので腰回りが冷えやすくなり、脂肪を蓄えてしまうという原因も考えられます。
それだけではなく便秘やガスだまりを招きやすくなり、老廃物が腸内にどんどん蓄積されてしまうことで下っ腹がぽっこりとしてしまうのです。
便秘やガスだまりを解消するだけでも、下っ腹をすっきりさせることができる可能性がありますが、根本的な原因が骨盤の歪みなので、それを治さなければいつまでも悩まされることになります。
まずは自分がどんなタイプなのかを考えてみましょう。あてはまる原因があればそれを改善させるだけでも、下っ腹の脂肪をすっきりと落とすことができるかもしれませんよ。
※下っ腹に脂肪がつく原因の詳しい記事です。
下っ腹ぽっこりの原因と簡単に改善できるダイエット方法のまとめ!
下っ腹の脂肪にダイエットは効く?
毎日自分を見ていると体型の変化なんて分かりませんよね。しかし久しぶりに会った人に「太った?」と言われるとショックを受けますし、健康診断で引っかかるようなことがあると危機感も感じてしまいます。
特にショックなのは体重は変わらず体型だけが変化してしまうということです。
毎日体重をチェックし、同じ数字をキープしているにも関わらず、筋肉の衰えなどによって体重は変わらないままで体型だけが変わるということもよくあります。
それは筋肉と脂肪の重さが違うからこそ起こる現象で、この現実を目の当たりにしたときのショックと言ったら何物にも代えられません。
こうしたことをきっかけにダイエットを試みる人は多いのですが、ダイエットに挑戦した人の全員が成功しているわけではありません。
中には挫折をしてしまったり、痩せたけれどまた元通りに戻ってしまうリバウンドを経験したりと、結果的にダイエットに失敗してしまったという人はたくさんいます。
そんな難しいダイエットですが、試みる上では必ず理解しておかなければならないことがあります。それは「即効性は期待してはならない」ということです。
様々なダイエット法がありますが、多くの人が興味を示すのが「短期間で痩せることができる方法」ですよね。
大変な思いを長期間味わいたくはないですし、効果が目に見える形で現れないとモチベーションも下がってしまいます。
だからこそ即効性がある方法を追い求めてしまうのですが、ダイエットに即効性はありませんし、あったとすればそれはリバウンドしやすい方法だと心得ておきましょう。
太るのも1日や2日という短期間ではありませんよね。少しずつ蓄積していったものが数字や目に見える形で現れるようになり、数ヶ月あるいは数年かけて初めて危機感を覚えるようになるものです。
太るのも痩せるのも時間をかけなければ実現できないということを考えれば、ダイエットも長期戦になるのは納得です。
焦って結果を求めてもそれによってモチベーションが上がることはありません。
思ったよりも体重が落ちないと逆にモチベーションが下がってしまうだけなので、「継続させていくことで初めて結果が出るもの」と弁えておきましょう。
有酸素運動で下っ腹の脂肪を落とす方法
脂肪を落とすのに効果的な運動は有酸素運動です。
運動をしながら盛んに酸素を体内に取り入れることによって血行を良くし、体全体を温めるので、代謝が上がるのと同時に老廃物を汗などで体外に排出しやすくしてくれるからです。
そんな有酸素運動ですがダイエットを目的として行うのであれば、気を付けなければならないポイントがあります。
まずは時間なのですが、有酸素運動によって脂肪が燃焼し始めるのはスタートしてから約20分後です。
代謝が良い人であれば運動をし始めてからほんの数分で汗をかくようになりますよね。
汗をかけば運動をしたという実感を得られますし、精神的にも満足感を得ることができるのですが、実際にそれで脂肪が燃焼しているというわけではありません。
運動を始めて最初は血行が良くなったり、体内にある栄養素が酸素を取り入れることで全身にいきわたるようになるというだけで、体が運動をするという認識をし始めるだけです。
いきなりダイエットに結びつく活動を体がしてくれるわけではないので、最低でも20分は続けるようにしましょう。
体が徐々に温まっていき運動をしていく体になって初めて、脂肪を燃焼し始めダイエットに繋げることができます。
有酸素運動というワードを聞いて多くの人が思い浮かべるのはランニングでしょう。
走るという動作は有酸素運動の代表格とも言えるのですが、実際はそれだけではありません。
運動不足の人や年配の人など走ることに自信がない人の場合は、20分間も走るのは難しいですよね。
この時点で挫折をしてしまいそうなものですが、実は走るというハードな運動をしなくても散歩のように歩くだけでも立派な有酸素運動になります。
歩くという動作は走る時のように呼吸が速くなるわけではありませんし、汗もしっかりかくことができるわけではないので、なんとなく運動したという実感を得にくいイメージがありますよね。
しかし歩くと言ってもしっかり腕を振って歩くようにしたり、モデルさんのように姿勢をまっすぐに正して腰で歩くように意識してみると、意外とたくさん汗をかくものです。
普段歩く姿勢は疲れないように歩いている人が多いので、体幹がしっかりしておらず姿勢が悪くなってしまう傾向にあります。
しかしきちんと意識すべき筋肉を使って歩けば、普段使っていない筋肉が刺激されて良い運動になりますよ。
また天気が悪い日だと外を歩くことも走ることもできなくなり、それが数日続けばそのまま運動をしなくなってしまうという人も多くはありません。
そうならないためにも知っておいてほしいのが自宅でできる有酸素運動です。
仰向けで寝転がり、お尻と両足を上に上げます。両手で腰を抑えて下半身がきちんと上に上がっている状態にし、そのまま自転車をこぐように足を動かします。
慣れないうちは長時間行うのは難しいのですが、この運動をすることでまるで自転車をこいでいるような運動ができますし、体のバランスを保とうとインナーマッスルを使いながら足を大きく動かすことで、腹筋はもちろんのこと下半身全体を使って運動をすることができます。
スピードを上げれば有酸素運動になるので天気が悪くてもできますし、忙しくても隙間時間を見つけて実行することができます。
筋トレで下っ腹の脂肪を落とす方法
筋トレはダイエットを効率的にしてくれる大切なものです。脂肪を燃焼させるために有酸素運動をするのは有効なのですが、体に筋肉がないと運動をやめたとたんに代謝が低下してしまったり、再び太ってしまってリバウンドするということも珍しくはありません。
せっかく痩せたのにまた太ってしまうというのはショックが大きいですし、また痩せようという気持ちになるまでにも時間がかかります。
しかし筋肉をつけておけば代謝が落ちにくくなりますし、その筋肉が脂肪を燃焼してくれるのですぐにリバウンドをするという心配もありません。
つまり筋肉を意識したダイエットほどリバウンドしにくいということが言えます。
ダイエットを効率的に行うために筋肉をつけるとは言っても、筋肉があると逆に太くなってしまいますし、脂肪よりも重たいので体重も増えますよね。
細い手足や細いウエストを目指してダイエットをしている女性であれば、なるべく筋肉はつけたくないと思っている人も少なくはありません。
そんな人にも適度に筋肉をつけつつ、下っ腹をすっきりさせることができるような筋トレ方法のコツを紹介します。
下っ腹の脂肪に効くトレーニングのやり方
まず毎日でも行ってほしいのがスクワットです。足を開いて腰を下ろしたり上げたりという動作を繰り返すだけという単純な運動に見えますが、やり方や姿勢を意識するだけで筋肉をしっかり鍛えることができます。
スクワットのやり方のコツは、腰を下ろしていく際にひざがつま先よりも前に出ないようにするということと、背中を丸めるのではなく、しっかり背筋を伸ばしたまま実行するということです。
お尻を突き出して腰を下ろすというイメージよりも、お腹をへこませるから腰が下りるというようなイメージで実行することで、腹筋も使うことができるので下半身だけではなく腹筋も鍛えることができます。
回数よりも1回を時間をかけてゆっくり行うことが大切です。
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次に仰向けに寝転がり、両足を少し浮かせた状態で姿勢をキープするという筋トレです。
上半身はリラックスした状態にし、腹筋を使って足をあげるということを意識すれば下っ腹の腹筋をダイレクトに鍛えることができます。
筋トレというのは回数が大切なのではありません。1回1回を丁寧に行い、時間をかけてゆっくり筋肉に働きかけることによって初めて鍛えることができるのです。
お風呂ダイエットで下っ腹の脂肪を落とすコツ
脂肪が蓄積しているとそこは血行が悪くなってしまいやすくなります。
体を触ってみると部分的に温かいところと冷たいところがありますよね。
冷たいところというのは血行が悪い場所であることを示しており、そこは筋肉が少なく脂肪がたくさんあるということと繋がっています。
下っ腹が気になるという人はお腹に手を当ててみてください。胸や胃の部分よりも下っ腹の方が冷たいと感じることはありませんか?
本来同じ体で体温の違いを感じるというのは不自然なことなのです。
それを実現させているのがまさに血行の悪さや脂肪なので、冷たい部分を中心に脂肪を燃焼させていくことが需要となります。
体を温める方法にはいくつかありますが、その中でも有効的な手段の1つがお風呂です。
忙しくてシャワーで済ませてしまうという人もいるかもしれませんが、体を芯から温めるためにも、毎日きちんと湯船につかることが大切です。
お風呂につかっていると汗をかくことがありますよね。それは内側までしっかり体が温まり、血行が良くなっている証拠です。
あまり長くつかりすぎると体に負担もかかりますし、リラックスするはずの入浴時間で体力を消耗して疲れることになってしまうので、慣れていない人は入浴時間には気をつけましょう。
入浴中や入浴後は体が温まっており、ダイエットを効率よく進めることができる絶好のチャンスです。
体が温まっている間に落としたい脂肪をしっかりもみほぐし、柔らかい状態にしておくと、脂肪が落ちやすい状態に変化します。
人によっては半身浴で長時間入浴をするという人もいるでしょう。
汗もかきますし体もしっかり温まるので健康にも良いのですが、その間人は予想以上に汗をかいています。
脱水症状を起こしてしまう可能性もあるので、水分補給をしながら実行するようにしましょう。
脂肪燃焼させるツボで下っ腹の脂肪を落とす方法
下っ腹をすっきりさせるためのツボがいくつかあります。それらを刺激することで便秘が改善されたり、代謝がアップするなどの様々な効果が得られるので、知っておくと良いでしょう。
実はツボは体中に存在するので、健康を促すものや美容を促すものなど数多く存在します。
そんな中でも特に下っ腹をすっきりさせるのに効果的なツボを紹介していきます。
まずはおへその指三本分外側にある「天枢」というツボです。
下っ腹がぽっこりしてしまうのは、単純に脂肪が蓄積しているからという理由だけではありません。
便秘によって老廃物が蓄積して、腸内環境が悪くなることが由来していることも考えられるのですが、このときには下っ腹が張ったような状態になってしまいがちです。
たくさん食べているわけではないので胃の部分はすっきりしているのに、下っ腹だけが大きく膨らんでいたり、張りが強くて痛みを伴う場合もあります。
そんなときには痩せることだけに目を向けるのではなく、便秘を改善させることに目を向けてみましょう。
そうすると意外とすぐに下っ腹がすっきりするかもしれませんよ。
天枢は便秘や便秘に伴う下腹部の張りにも効果があるので、便秘に悩んでいる人は特に実行してみましょう。
次におへその指1本分上にある「水分」というツボです。
太ってしまうのにはむくみが蓄積していることも考えられます。
本来は汗や尿など老廃物として体外に排出されるはずの水分が、塩分の摂りすぎや水分補給をしっかり行わないなどを原因として、体内に余分な水分が蓄積し、太って見えてしまうという現象が起こります。
特に代謝が低い傾向にある女性がむくみに悩まされることが多いので、このツボを押して水分代謝を高めるようにしましょう。
そうすると排泄作用を活発にすることが期待できるので、むくみを解消しやすくなる可能性があります。
最後におへそから指2本分下にある「気海」というツボです。
このツボには気が集まると考えられているので、刺激をすることで体を温める働きが期待できます。
体が冷えているとダイエットも効果を得にくくなってしまうので、痩せやすい体を作るためにも体を温める気海を押すようにしてみましょう。
ツボは強く押せばいいというものではありません。痛いけれど気持ちいいと感じるくらいの力加減で押せばしっかり効果を感じることができますし、リラックス効果も得られるので、入浴後や寝る前などのリラックスした時に実行してみることをおすすめします。
マッサージで下っ腹の脂肪を落とす方法
血行の悪さだけではなく老廃物を流してくれるリンパのつまりなども、太ってしまう原因として考えられます。
そのため毎日マッサージを行って体中の血流とリンパの流れを良くしておくと、痩せやすくなり、ぽっこりしたお腹もすっきりさせることに繋がります。
まずは脂肪をしっかりともみほぐすことから始めます。
ダイエットをすると胸が痩せてしまうという女性が多いのですが、それは胸が柔らかい脂肪で構成されていることに由来しています。
実は痩せやすさというのは蓄積した脂肪の状態に左右され、柔らかい状態ほど痩せやすく、かたくなってしまったものほど痩せにくいという特徴を持つのです。
効果的なダイエット法を実行したとしても痩せやすい状態を作っていなければ、効果が出るまでに時間もかかりますし、思うように結果が出せないという可能性もあります。
そうならないようにするためにも、まずはしっかりもみほぐすことから始めましょう。
入浴中や入浴後などの体が温まっているときに行うのが効果的です。
しっかりもみほぐすことができたら両手の手のひらをお腹にあて、そのまま下に向かって手を滑らせていきます。
そうすることで老廃物を流していき排泄しやすいように促すことができるのです。
腸を刺激することにも繋がるので便秘解消にも効果があります。
真っ直ぐに手を滑らせていくマッサージも良いのですが、それだけではなくお腹で「の」の字を書くようにマッサージをすると、腸の動きを促すのでこの動きも一緒に行うようにすると良いでしょう。
力強くやってしまうと痛みを伴う場合があります。その下には内臓もあるので、あまり強い刺激は与えないように優しくマッサージを行うのがポイントです。
食事で下っ腹の脂肪を落とすコツ
人間の体を作るのは食事です。そのため痩せるのも太るのも食事が影響していることが多いのですが、その食事内容を見直すだけでも効率よくダイエットを進めることができるのです。
ただカロリーを抑えるというだけの食制限では必ずリバウンドします。
そうではなく栄養のことも考えた上で、体質改善をすることができるようなポイントを紹介していきます。
・朝はフルーツだけを食べるようにしましょう。
人間には決まった体のサイクルがあります。午前中は排泄の時間で午後からは体を活発化させる時間、夜は休息をとる時間となっているので、この決まったサイクルに合わせた食事を行うのがポイントです。
朝は腸の活動が活発化する時間帯なので、排泄をしやすい傾向があります。
そんなときに脂っこい物やたくさんの食事を摂取してしまうと胃に負担がかかり、消化に時間もかかるので排泄が上手く行われなくなってしまう可能性があります。
午前中はとにかく胃に負担をかけないようにし、体内をリセットさせることに集中させるためにも、消化に時間がかからないフルーツを食べることがおすすめです。
実は満足感が得られる肉や魚などは消化するのに約3時間ほどかかるのに対し、フルーツは約30分程度で消化することができるということが分かっています。
それだけ胃に負担がかからないということが分かりますし、水分や食物繊維が含まれているので排泄をしやすい状態にしてくれるという相乗効果もあります。
お昼や夜は好きなものを食べても良いので、午前中だけはフルーツに限定させるようにしましょう。
・カプサイシンの力を頼りましょう。
唐辛子の辛み成分として知られているカプサイシンですが、これには脂肪燃焼効果が含まれています。
辛い物を食べると血行が良くなり汗が出ますよね。
運動をしているわけでもないのにたくさんの汗をかき、暑さを感じるようになるのはカプサイシンが内側から働きかけている証拠です。
辛み成分は消化器官に刺激を与えるので、胃が荒れやすくなったりと様々な悪影響も考えられますが、食べ方を考えれば健康や美容に良いということも分かっているので、カプサイシンの力を使って効率よく脂肪を燃焼させるのも1つの手です。
・ナットウキナーゼと乳酸菌で善玉菌を増やしましょう。
腸内環境をととのえようと多くの人が乳酸菌を積極的に摂取していますが、実は口から摂取した乳酸菌は腸に行くまでにはほとんど死んでしまいます。
しかし納豆に含まれるナットウキナーゼには乳酸菌を増やす働きがあるので、一緒に摂取することで腸内の乳酸菌を増やし、善玉菌を大幅に増加させることができます。
効率よく腸内環境をととのえることができるのでお腹をすっきりさせることができます。
※好き嫌いの多い方や食事が不規則な方はサプリメントもオススメです。
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落ちない下っ腹の脂肪を落とすコツは継続する事
たくさんのダイエット法がありますが、そのどれもが万人に効果があるわけではありません。人によっては筋肉をつけても痩せることができないという人もいますし、どんなに食生活に気を配っていても便秘をしないというわけでもありません。
それは人それぞれ体質が異なるということに由来しています。
ダイエットを成功させるためには自分に合った方法を見つけるほかありません。
効果が出るまでには時間がかかるので、効果があるかどうかで判断するのではなく「続けやすいかどうか」で判断しましょう。
「継続は力なり」という言葉もありますが、毎日続けることで何らかの変化がもたらされる可能性があります。
ダイエットに即効性はないので、効果だけでやり方を選んでしまうとリバウンドしてしまったり、結果が出ない事でモチベーションが下がって続けられないということになります。
それではただ労力を無駄にするだけなので、なかなか効果が現れなかったとしてもとにかく続けてみましょう。
継続していくことで目に見える効果を得ることができるようになります。
仕事が忙しくて毎日運動することができないという人は、湯船につかった入浴を行い脂肪をもみほぐすということを継続して行いましょう。
疲れもとれますし、体が温まることによって燃焼効果を得ることができるだけではなく、質の良い睡眠を期待することもできます。
また食生活が乱れている自覚がある人は、毎日の食事を和食中心に切り替えましょう。
塩分を減らし、出汁を中心とした味付けをすることでむくみを改善したり、内側から体を元気にして痩せることに繋がります。
全部を毎日実行するのは難しいので、まずはできることから実行し始め、それを継続して続けることが大切です。
最初はなかなか効果を実感することができなかったとしても、努力を続ければ必ず報われます。
下っ腹の脂肪は見た目にも大きな影響を与えます。
上手く体型カバーをすることができるファッションを選べば痩せて見られる人も、ジーンズやタイトスカートなどの、下半身のラインがしっかり出るものを履くと太ももやお尻が大きくなってしまい、お腹は下っ腹の脂肪のせいでしまらないということになります。
下っ腹に悩みを持つ人というのは、必然的にお尻や太ももなどの下半身にも脂肪を蓄積させてしまう傾向にあります。
全体的に見て洋ナシのようなシルエットになってしまうので、どんなに顔が小さくてすっきりしていても太って見えますし、なんとなく老けた印象まで与えてしまいます。
人間の体の構造を考えると年々下っ腹の脂肪が増えてしまうのは必然だとも言えます。
だからこそ日頃の食生活には気を遣い、運動をして筋肉をつけるというようにして代謝を落とさないようにするなどの工夫が必要なのです。
自己管理をきちんとして体型をキープしている人はいつまでも美しいスタイルを維持しています。それだけでも周りから見るととてもかっこいいですよね。
それは決して不可能なことではないので「年だから仕方がない」と諦めるのではなく年に負けないような体づくりを意識していきましょう。
まとめ
下っ腹が出ているとだらしなく見えますし、いかにも老けた印象を与えてしまうので気になりますよね。
しかし改善させる方法もたくさんあるのは事実です。
それを継続して実行しているかどうかというのが、体型のみならず健康状態にも現れています。
まずは自分の生活習慣を見直し、できることから改善させていくようにしましょう。