多くの人が悩んでいるぽっこりお腹、特に下っ腹がぽっこりしてしまい、ダイエットをしてもぽっこりが治らないという人が多いようです。
下っ腹ぽっこりはただ体重を落とすだけでは解消できませんが、効果的なダイエット方法をすることでぽっこりお腹を改善できます。
今回のきじげでは、下っ腹ぽっこりの原因と改善に効くダイエット方法を紹介します。
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目次
下っ腹ぽっこりの原因1:便秘・ガス溜まり
下っ腹がぽっこりする症状は、色々な原因が元になって起こりますが、そのひとつに便秘やガス溜まりがあります。
便秘は身体の中の大腸の中にある便がスムーズに外に出ないために、身体の中に古い便が溜まってしまっている状態です。
溜まった便は、腸の壁から徐々に水分がとられてしまうために、身体の中にいる時間が長ければ長いほど便が硬くなってしまいます。
本来は柔らかく形を変えて体の外に出ることができる便が、どんどん硬くなってしまうことで、体の外に出すことが難しくなってしまい、硬くなった便が腸の中で、次にできてきた便が腸内を通るのを邪魔するようになってくるのです。
こういった悪循環を繰り返しているうちに、お腹の中に溜まっている便の量が増えていき、体の外から見ても下っ腹がぽっこりと膨らんできてしまいます。
そして便が通路を塞いでしまったり、動きが悪くなって腸の内容物を送りだす力が弱くなっていくとガスも溜まってきて、さらにお腹がぽっこりと出てくる原因となってきてしまうことがあります。
ガスが溜まる原因
便秘がない人でもガスが溜まることがあり、それはガスを発生しやすい食べ物をたくさん食べ過ぎている時です。
豆類やいも類などは腸内でガスを発生されやすい食物として知られていますが、実際にお腹の中にガスが溜まるかどうかは、個人差が大きいようです。
こういった食べ物を食べてもお腹にガスが溜まらない人はいいですが、食べた後にお腹がぽっこりとなってしまう人は、ガスを発生しやすい食べ物を食べ過ぎるのを控えるといいかもしれませんね。
そして便秘は一度なってしまうと、そこから便秘がひどくなっていってしまうので、便秘にならないように気をつけることが大切です。
便秘の理由
便秘になる原因には大きくふたつのものがあり、ひとつは食べているものの中の食物繊維が不足している時です。
食物繊維は他の食物のように分解されて腸に吸収されるものではなく、分解されないことで腸の動きを良くする効果があります。
つまり食物繊維は消化が悪いために、腸が消化をしなくてはいけないと頑張って動き、その結果として他の食物の消化も促されて、腸の動きが良くなり、排便をスムーズにするという働きがでてくるのです。
そのため、食物繊維が豊富な食品はカロリーが少なく、ダイエットに最適な食品が多くあります。
食物繊維はダイエットをする人の強い味方になるので積極的にとるようにしていきましょうね。
また食べているもの以外の原因としては、腸の動きが悪いことがあります。
腸の動きは自分で調整できるようなものではありませんが、運動不足など身体を動かす機会が少なくなると、腸の動きも緩慢になることがわかっています。
腸に強過ぎる刺激はよくありませんが、お腹のマッサージをするなどほど良い刺激は動きを良くして、排便をスムーズにする働きが期待できます。
運動をして体そのものを動かすことも、刺激になりますし、お腹の上からマッサージをすることも刺激となり、動きを活発にすることができます。
腸の動きは神経の影響を受けているので、緊張すると過剰に動いてしまい下痢を起こしてしまうことがあります。
反対に精神的な刺激が少な過ぎるような生活をしていると、副交感神経が優位になってしまい便秘を起こすこともあるでしょう。
下っ腹ぽっこりの原因2:加齢
もうひとつの下っ腹ぽっこりになる原因として加齢があります。
年齢と共に基礎代謝が落ちてくるので、ダイエットをしても体重が減らないという人が多いと思いますが、体重が減らないだけでなく、内臓の周りに脂肪がつきやすい体質になっていきます。
年齢を重ねてからダイエットをすると、若い頃は少し頑張ればすぐに数キロは体重を落とすことができていたのが、いくら頑張っても体重が減らなくなってきてしまいますが、これは身体の中で自然に消費されるエネルギーの量が少なくなってくるからで、生きていくために内臓を動かしたりするエネルギー使用量が若い頃よりも少なくなるからです。
また細胞分裂の数も減ってくるために、エネルギーを使う量が少なくなり、余ったエネルギーは身体に脂肪という形で溜めこまれることになります。
そういった理由で加齢により体に脂肪がつきやすくなり、皮下脂肪と共に内臓脂肪も付きやすい状態になっています。
特にお腹周りは脂肪がつきやすい部位なので、ダイエットに成功して体重を落としたにも関わらず、下っ腹だけがぽっこりしたままになっているという人も多いようです。
人間は飢餓状態に陥った時に備えて、身体の中に脂肪を溜めこむような仕組みになっているので、体に脂肪がつくのは身体を守るための機能が働いている証拠です。
特にお腹のあたりには大切な臓器が集中しているということもあり、内臓を守るためにも脂肪がつきやすい部位になっています。
そのため、ダイエットをしても一番最後まで脂肪が残りやすい部位がお腹の周りで、ダイエットで体重が減っても、お腹はぽっこりしたままという状態になる人が増えてしまうんですね。
加齢は全ての人に起こるものなので、全ての人が年と共に下っ腹ぽっこりの状態になりやすくなると言えますが、人によってお腹が出ている人とそうでない人がいます。
それは加齢に伴う基礎代謝の低下を、できるだけ抑えるような努力をしているかどうかの違いになります。
基礎代謝は同じ体重の人でも、脂肪が多い人よりも筋肉が多い人のほうが高くなります。
つまり、同じ体重の場合には体脂肪率が低い人のほうが筋肉量が多い可能性が高く、基礎代謝も高い可能性があるということです。
普段から意識をして筋肉量が落ちないように努力をしている人は、その分体の中の筋肉量が多く保たれていることが多いので、基礎代謝が落ちにくく、太りにくい体質をキープできていると言えます。
加齢にともなう基礎代謝量の低下は全ての人に起こるものなので、なんらかの努力をすることが大切です。
下っ腹ぽっこりの原因3:骨盤の開き・歪み
骨盤は腰のくびれの下にある骨で、いくつかの骨が重なり合ってできています。
骨盤という大きな骨があるわけではなく、骨の組み合わさり方によって開いたり閉じたりして、身体の微調整をしている骨になります。
そのため柔軟に動いて、その時々に合わせて開いたり閉じたりしている姿が理想的ですが、開き過ぎた状態になってしまっていたり、歪んでいると柔軟に調整することができず、体に負担がかかることがあります。
本来は骨盤を動かして体にとって無理なく体を使うことができるはずが、適切に動かないことで体の一部に常に負担がかかるようになり、そこに脂肪がついてしまうことも考えられます。
反対に身体が不自然な動きをしているために、その部位に不必要な力が常に加わり、付かなくてもいい部位に筋肉がついてしまったりすることもあるようです。
骨盤は身体の中でも中心に位置していて、体のあちこちに関係している重要な部位です。
そのため開き過ぎていたり、歪んでいると骨盤の周りだけでなく足や背中、お腹など他の部位まで影響が大きく出るようになります。
そして、他の部位のバランスが悪くなってくることでさらに骨盤の歪みが大きくなったり、骨盤が開いたりしてしまうことがあります。
こういった原因で付いた脂肪や筋肉はダイエットをしても落ちにくく、身体のクセが治らない限り不必要なお肉がついたままの状態になってしまうので、骨盤の状態を正常に戻し、開き過ぎている時には開き過ぎを是正して、歪みがある時には歪みを治すように努めると、ぽっこりお腹が解消することがありますよ。
骨盤と下っ腹のぽっこりは深い関係があるからです。
骨盤が開きやすかったり歪みやすい人は出産を経験した人という特徴もあります。
出産の時には組み合わせがゆるみ、通常よりも大きく開くことで赤ちゃんが産道を通りやすくします。
出産の時に一度大きく開いた後は産後に少しずつ元の状態に戻っていきますが、赤ちゃんの世話などで無理をしたりしていると、元の状態に戻りきらずに開いたままになってしまうことがあります。
そのため出産後にはしっかりと締めるような運動を意識して行うことが重要ですが、なかなかそこまで徹底して行える人は少なく、出産後の女性の多くは骨盤が開き過ぎた状態で過ごしてしまいます。
そうすると開いた状態のまま固定されてしまい、元のように締めることが難しくなっていきます。
また、出産時に緩んでいる時には非常に歪みやすい状態になっています。
そのため産後には安静にして骨盤が歪まないようにすることが大切なのですが、実際には赤ちゃんのお世話があるためにゆっくりとしていられません。
多少無理をしながら動いているうちに歪んでしまい、そのまま歪みを治す機会がないと、歪んだままの状態で固定されてしまい、歪みを治すことが難しくなってしまいます。
こういった理由で出産を経験している女性は骨盤が開き過ぎたり、歪みが出てしまいがちです。
下っ腹ぽっこりの原因4:反り腰
下っ腹ぽっこりになる原因としては、下っ腹に余計なお肉がついている時だけとは限りません。
あまり知られていませんが、体の姿勢によって下っ腹がぽっこりしているように見える時があるのです。
これは下っ腹に脂肪がついているわけではないので、いくらダイエットを頑張って体重を減らすことができても、いつまでたっても下っ腹ぽっこりは解消しないことが特徴で、身体は細いのに下っ腹だけがぽっこりと目立っているという人は、姿勢が悪く腰が反っている状態になっていることで下っ腹が目立ってしまっている可能性があります。
反り腰は一度くせになってしまうと本人は腰が反っている状態になっている自覚がなく、それに慣れていることで、反り腰の状態が一番楽に感じてしまうことから、なかなか治しにくい症状のひとつです。
これは腰を反らして体重が後ろ側にかかっている状態のことで、下っ腹を前に突き出したようなかたちになるために、自然と下っ腹が前に突き出して見えてしまいます。
これは姿勢の問題ですが、こういったことを長く続けていると、体もそれに慣れてきてしまい同じ部位にお肉が付いてしまうようになります。
反り腰の状態でいる時にはお腹に力が入っていない状態で、腹筋を使わずに上半身を下半身にのせているような状態になります。
そのため、日常的に腹筋を使う時間が少なくなり、腹筋の力が徐々に落ちていきます。
そこまで反り腰の状態を長く続けてしまうと、腹筋がないために反り腰を矯正しようとしてもできなくなり、どんどん姿勢が悪くなってしまいます。
反り腰になりやすいクセがある人は、なるべく早めに癖を治して、できるだけ正しい姿勢を保持するように気をつけると下っ腹ぽっこりが良くなりますよ。
反り腰になりやすい人の特徴は腹筋や背筋が弱い人が多いことです。
腰をまっすぐに保つためには常に腹筋を使ったり、背筋を使う必要がありますが、反り腰のかたちをとっていると腹筋や背筋を使わずに立っていることになり、慣れてくるとわざわざ腹筋や背筋に力を入れて立つよりも楽に感じることがあるようです。
反り腰は腰に負担がかかる姿勢ではありますが、その分自分で力を入れなくて良いので慣れてくると楽になってくるのでしょう。
そしてそういったことを長く続けていることで、日常的に腹筋や背筋を使わない時間が増えてくるので、筋力は徐々に弱くなり、ますます姿勢を保つ力が弱くなり反り腰が強くなっていきます。
一度こういった癖がつくと、普段腹筋や背筋に力を入れようと思っても、なかなかできず意識する癖をつけることができません。
反り腰を治すためにはよほど頑張って意識をするようにするか、運動をして腹筋や背筋を強くして姿勢の矯正をするかが必要になります。
ただ自分自身で反り腰になっていると気付かない人も多くいて、まずは気付かないことには治すのが難しくなるため、自分が反り腰になっていないかを確認することも重要です。
一度自分の姿をしっかりと鏡でチェックしたり、他の人に自分の姿勢についての意見を聞いてみると、自分では気付かなかったくせに気づくことがあるかもしれませんよ。
下っ腹ぽっこりの原因5:腹筋力の低下
下っ腹は体の中に大切な臓器がたくさん集まっている部位で、それを腹筋という筋肉で押さえこんで臓器を正しい位置に保っている仕組みになっています。
そのため、腹筋が弱い赤ちゃんや小さな子どもは、食べ物を食べた後には筋力で押さえこむことができずに、お腹がとても大きく膨らんだように見えることを知っていますか。
成長と共に筋肉の力が強くなってくると、たくさん食事をしても、そこまでお腹が膨らむことはなくなります。
このようにして体の中の臓器は筋力に支えられて正しい位置に保持されているのです。
しかし、腹筋の力が弱くなると臓器が正しい位置に保たれずに下に落ちてしまうことがあり、良く聞かれる胃下垂という状態で、胃の位置が下にさがり過ぎたことで消化機能が正常に保たれなくなり、食べた物を消化しにくくなります。
食べた物は口から胃に入りそこから従節腸を通って小腸から大腸へと送られますが、筋力が弱くなり内臓の位置が正しい位置からずれてしまうと、この食べ物を送る機能や消化する機能が落ちてきてしまうのです。
消化に時間がかかるようになり、いつまでも胃の中に食べ物が溜まっていると、当然お腹がぽっこりとしてきてしまいます。
体の中に入った食物で膨らんだ臓器が筋力で押さえられていないと、その分ぽっこりと膨らんで見えることも加わり、お腹の下の部位だけが目立って膨らんで見えてしまうようになってしまいます。
こういった腹筋力の低下で起こるぽっこりお腹は、腹筋を鍛えて臓器を正常な位置に戻すことで解消できます。
腹筋が鍛えられて徐々に姿勢が良くなり、内臓の位置が正常に戻っていきます。
同時に食べ物で膨らんだ臓器をしっかりと押さえることができるようになり、ぽっこりと膨らむことを予防しますよ。
筋力は誰もが年齢と共に弱くなっていき、なにもしないとぽっこりお腹になりやすくなります。
内臓の位置も年齢と共に下にさがりやすくなるので、やはり意識して筋力が保たれるようにしていくことが重要でしょう。
筋力は内臓の保持だけでなく、身体そのものを保持する役割もあるために、腹筋がしっかりとしてくると姿勢が良くなり、怪我をしにくくなる等良いことがたくさんあります。
また筋力が弱いことで腰痛などの体の不調をきたしている人も多くいて、そういった体の不調の予防や改善にも役立ちます。
身体が健康に保てることは、運動をしやすい状況を作るという意味で、筋力を向上させるために非常に重要なことです。
腹筋だけを鍛えようと思っても、身体そのものが健康でなければ運動や筋力トレーニングも行えないので、腹筋力をしっかりと向上させたい時には、体そのものを健康に保てるような努力も同時に行っていきましょう。
身体が健康に保たれている時には精神的に安定してやる気が出てくるので、運動をしようという気持ちにつながります。
反対に痛いところがあるなど、体の不調があると運動をしようというやる気がわいてこずに、筋力がどんどん低下してしまうことがあります。
腹筋力を保ち続けるためにはそういった精神的な部分も大切です。
運動をしたいと思えるような気持ちを持てるように体の調子も整えておきましょうね。
下っ腹ぽっこりの原因6:病気の可能性
下っ腹がぽっこりしている人の中には、身体の中の臓器に悪いところがあって膨らんでしまっている人もいるようです。
ちょうどお腹の下の方にはたくさんの臓器が詰まっているので、そのうちのどれかに病気があって臓器が腫れたり腫瘍ができていると、それがお腹の外にまで見えるほどになっていることがあります。
女性がかかる病気で下っ腹ぽっこりになりやすいのは婦人科系のものです。
具体的には卵巣のう腫や子宮筋腫はかかっている人が多い病気で、筋腫の大きさが非常に大きくなることもあるものなので、そのような時にはもちろんダイエットをしても下っ腹ぽっこりは全く解消しませんし、むしろダイエットで脂肪が減った後のほうが、悪くなっている部位によるお腹の膨らみが目立つこともあります。
子宮筋腫など手術で取り除くことができるものは、原因となっている部分を除去することで下っ腹ぽっこりを解消することができるので、もしかしたら病気が原因かもしれないと考えられる人は病院で相談してみるといいですよ。
子宮筋腫などは命に関わることはほとんどないものですが、大きくなると症状も強くなりお腹が膨らむだけでなく出血流が増えて貧血になることもあるので、一度相談してみることをおすすめします。
さらに子宮がんや卵巣がんなどの時にも下っ腹がぽっこりすることがありますし、肝臓や大腸の病気で下っ腹が膨らんだように見えることがあります。
下っ腹が出ているのは脂肪が原因だと決めつけずに、色々な可能性があることを知っておくことが重要です。
もしかして重大な病気が隠れている可能性があるので、ダイエットをしても下っ腹だけがぽっこりしているという時には、悪いところがあるかもしれないという可能性があるということも覚えておきましょう。
悪いところがある時にはダイエットよりも悪いところを先に治すことが大切なので、見た目の状態を気にするよりも体調の変化はなかったか、病気の症状は出ていないかなど、自分の体についてもう一度良く考えてみてください。
もしも少しでも気になるところがある時には、後回しにせずにすぐに病院を受診しましょう。
ダイエットは身体の調子を整えてから再開できますよ。
簡単に下っ腹ポッコリが改善できるダイエット方法のまとめ
1 食事制限によるダイエット方法
下っ腹ぽっこりを解消するためのダイエット法としては、最も効果が出やすいものに食事制限があるでしょう。
ダイエットの基本は消費カロリーを増やして摂取カロリーを減らすことで、摂取カロリーが減ることで、身体を動かす時に足りなくなったエネルギーは身体に蓄えてある脂肪分が使われるようになり、消費された脂肪分の分だけ体重が減り、不必要な脂肪分がなくなります。
ただ、何でもいいから摂取カロリーを減らすだけでは、ぽっこりお腹を解消することが難しく、一番脂肪がつきやすいお腹周りの脂肪分が残ってしまうという結果になることがあります。
そうならないようには、まずは身体の調子が整うようにバランスの良い食事内容にする必要があります。
極端にカロリーだけを減らすダイエットは筋肉量を減らしてしまい、体重は減っても下っ腹ぽっこりはそのままという事態になってしまいます。
筋肉量は減らさずに脂肪分を燃焼させるためには、バランスの良い食事内容にするようにしましょうね。
筋肉量を維持していくためにはたんぱく質が重要です。
また便秘があって下っ腹ぽっこりになってしまっている可能性がある時には、体重を減らすことと同時に便秘を解消するための食事内容にしていく必要があります。
便秘解消のために最も効果的なものは食物繊維です。
食物繊維は色々な食品に含まれますが、肉や魚などのたんぱく質よりも野菜類に多く含まれる傾向があります。
また便秘になりやすい人の中には水分量が不足している人がいます。
野菜類など食物繊維を多く含む食品を積極的にとるようにしながら、水分摂取量も多めにするように気をつけると便秘解消に役立ちますよ。
2 運動によるダイエット方法
ダイエットをしようと思っても長く続けることが難しいものの代表が運動ですよね。
運動はどれだけ効果があるかというよりも、とにかく続けることが大切です。
そこまで負荷が高くない運動でも続けているうちに必ず体にあらわれてくるので、最初から無理をして自分が続けられないようなハードな運動をしてしまわずに、どうやって運動をする習慣を続けられるかを考えていきましょう。
下っ腹に効果のある運動は色々なものがありますが、自分で負荷を調整できるようなものがおすすめです。
運動に慣れていない人は最初は負荷を小さくして、慣れてきて楽にできるようになってきたら徐々に負荷を強くしていくと、運動が苦手な人でも嫌にならずに続けられるともいますよ。
下っ腹ぽっこりに効く運動は腹筋運動もそうですが、インナーマッスルを鍛えるようなものがおすすめです。
腕立て姿勢の姿勢で体を一直線に保つプランク運動や、仰向けに寝て膝を立てておへそを覗き込んで、そのままの姿勢でキープする腹筋運動です。
プランクは続ける時間を短い時間から開始してできるようになれば時間を長くすることで負荷を強くすることができます。
姿勢をまっすぐに保つことで反り腰や骨盤が開いている人も矯正効果があります。おへそを覗き込む腹筋運動はお腹の内側に力を入れるように意識して行うことがポイントです。
ただ体を動かすのではなく、きちんとお腹に力が入っていて、下っ腹がへこんだ状態になっていることを確認しながら行いましょう。
腹筋運動はキープする時間を長くしたり回数を増やすことで負荷を調整することができます。また普段から腹筋を意識して生活をするだけで効果がありますよ。
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3 サプリメントによるダイエット方法
下っ腹ぽっこりを解消するためには、サプリメントを使ってダイエットをするという方法もあります。
サプリメントの良いところは、特定の栄養素を余計なカロリーをかけることなく摂取できることと、毎日決まった量をとることができることです。
ダイエットに効果的だといわれるサプリメントにはたくさんの種類がありますが、便秘を解消したい場合には食物繊維が多くとれるようなサプリメントがありますし、脂肪の燃焼を高めたい時には、脂肪燃焼を高める栄養素がバランスよく配合されているものがあります。
そういったものを使用してダイエットを行うと、補助的な力が働いてダイエットを成功しやすくさせてくれるのでおすすめです。
最近人気のあるサプリメントには酵素が多く含まれているものがあり、酵素は食品から必要量をとろうとするとたくさんの食べ物を食べなくてはならず、そのぶんカロリーが高くなってしまいます。
しかし、サプリメントならば必要な酵素やその他の栄養素が凝縮させてあり、不必要なカロリーはカットされているものがほとんどです。
他に最近の研究で人々の興味を集めている、大腸の腸内環境を良くするようなものも人気があります。
腸は健康にとっても重要な働きをするので、ダイエット効果だけでなく健康的にもなれるという効果も付いてきます。
腸の環境が良くなると肌の調子も良くなると言われていて、ダイエットが終了した人でも飲み続けている人が多いようです。
このようにサプリメントには食品にはない魅力がたくさんあるので、上手に利用していくとダイエットに役立つだけでなく、様々な嬉しい効果が付いてくるのでサプリメントを使ったダイエット方法はおすすめですよ。
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下っ腹がぽっこりしてしまうのには、その人によって原因が違ってきます。
他の人がぽっこりお腹解消のために行っていることが自分にも合うとは限らないために、自分が下っ腹ぽっこりになっている原因をしっかりと把握しておくことも重要です。
原因がわからなければ、色々な方法を試しても効果が出にくくなってしまいますし、努力が無駄になってしまう可能性があります。
便秘があるのかないのか、ガスが不必要にお腹に溜まってしまっていないかなど、もう一度自分の体調を見直してみると、気付かなかった自分のぽっこりお腹の原因に気がつけるかもしれません。
そして、ダイエットや食事制限、運動などを行っても効果が出にくい場合には、自分が思っている原因とは違ったものが原因にあるかもしれないと気付くことも必要です。
ダイエットに成功して体重は予定通りの値まで減ったのに、下っ腹ぽっこりはそのまま残っているのだとしたら、それは単に太っていたからという理由ではなく、何か他の原因が隠れているのかもしれません。
特に病気の可能性がある場合には、できるだけ早く病院を受診するようにして健康を保てるように気をつけていきましょうね。
そして、病気ではないけれど、姿勢が悪いなどの原因が元で下っ腹ぽっこりになっていることもあります。
そのような場合には体重を減らすことよりも、姿勢を良くするために運動をして筋肉をつけることのほうが、ぽっこりお腹の解消に役立つことがあります。
内臓がきちんとした位置に保たれていないような時にも、体重を減らすことよりも筋力の強化が重要です。
このように自分の原因に合わせた対処をしていくためには、自分の原因をしっかりと把握することが大切です。
まとめ
下っ腹ぽっこりには太っているという原因以外にも、これだけたくさんの原因があることがわかりましたが、自分がなぜ下っ腹ぽっこりになっているかを突き止めて、原因に合わせた方法で下っ腹ぽっこりとさよならしてくださいね。笑