市販のブリーチ剤を使って髪を脱色している人!髪を傷めないブリーチ方法のコツ、美容師が教えちゃいます。
髪の毛をミルクティー色やかっこいいアッシュカラーにするときに、絶対に必要な髪のブリーチ。市販のブリーチ剤を使って、自分で髪のブリーチをしている人も多いと思います。
髪のブリーチを自分でやったことがある人は、わかると思いますが、『髪も痛むし、キレイに色を抜くのも、すごく難しくありませんか?』
そうなんです!髪を傷めないで、きれいにブリーチして、色ムラにならないようにする事は、とっても難しいのです。
そこで今回は、最低限守って欲しい髪を痛めない為に必要な、市販のブリーチ剤を使う時のコツを紹介します。(僕は美容師なので、本来は自宅でのブリーチはおすすめできないのですが!!どうしても!!と、お願いされましたので、)
美容師は当たり前のように知っていますが、一般の方は知らないコツですので、ブリーチ剤を使う時には必ず守ってくださいね。
※参考
フレッシュライト プリン解消ブリーチスプレー(150mL)【フレッシュライト】[カラーリング ブリーチ]
まずは、簡単にブリーチ剤の勉強です。
ブリーチ剤とは過酸化水素水にアルカリ剤を加えたものです。過酸化水素水は酸性や中性の時には、髪のメラニン色素を壊すブリーチ力はありませんが、アルカリ性に変化することで、強力なブリーチ剤となります。
市販のブリーチ剤では、液体の薬が過酸化水素水で、粉末状態のものがアルカリ剤と覚えておくと良いと思います。過酸化水素水の濃度が濃ければ濃いほど、強力なブリーチ剤となりますが、今の日本の法律では、使用する過酸化水素水は6パーセントが上限です。
海外で使用されている過酸化水素水は、日本の6パーセントよりも高いものもあります。日本人の髪の毛はあまり強くないので、6パーセント以上の過酸化水素水を使うと髪が溶ける場合もあります。ブリーチ剤に使用する過酸化水素水は6パーセントで充分です。
市販ブリーチ剤を使う際に覚えていてほしい!髪を傷めないコツ
1 ブリーチ剤を使用する際は説明書通りに作る
過酸化水素水とアルカリ剤(パウダー)の混合比率は必ず説明書に従ってください。混合比率を間違ってしまうとブリーチ力が弱くなったり、髪に対するダメージが強く出過ぎる場合もあります。説明書をしっかりと読んで、混合比率を守ってください。
2 すばやく塗る
ブリーチ剤は薬が強いので、髪に薬が付いた瞬間から髪のダメージが始まります。ブリーチは時間との戦いです。素早く塗ってください。
3 クシなどを使って髪をとかさない
ブリーチ剤を髪に塗った後に、クシなどを使って髪を梳かさないでください。ブリーチ剤のついた髪の毛は、髪が膨潤して傷みやすい状態です。クシ等で髪を梳かすだけでも、髪が痛みます。ブリーチ剤を髪に塗ったら触らないようにしてください。
4 20分たったらすぐに流す
ブリーチ剤は15分から20分くらいでブリーチ効果がなくなります。ブリーチ効果のないブリーチ剤を髪の毛に塗ったままだと、アルカリ成分で髪が痛むだけです。20分たったらすぐに流すことが髪を傷めないコツです。(希望の髪色にならない場合は、20分時間をおいて流し、もう一度ブリーチ剤を塗ったほうが髪を傷めないですよ。)
紹介した4つの、髪を傷めないコツを守って、上手にブリーチしてみてね。
美容師おすすめ!市販で購入可能なブリーチ剤。(美容院専売品)
イリヤ ビビッド ホイップ ハイブリーチ
こちらのおすすめブリーチ剤は美容院でも使用している、美容院専売品のブリーチ剤です。過酸化水素水の濃度は6パーセントで、日本最強のブリーチ剤の1つです。
過酸化水素水が6パーセントのブリーチ剤は、その他のメーカーにも沢山ありますが、こちらのブリーチ剤の特徴はもう一つあります。
過酸化水素水とアルカリを混ぜることで、熱を発生させる仕組みです。
ブリーチ剤の温度が低いよりは、高い温度の方がブリーチ力は増します。自宅で自分でブリーチをするときには、髪を温めることができませんので、薬が発熱するこのブリーチ剤が最高にブリーチパワーが強くおすすめです。(市販のブリーチ剤より色が抜けるよ。)
髪を金髪にしたい人やミルクティー色、アッシュカラーにしたい人には、ベースのブリーチ剤としてはおすすめできます。
※購入方法サロン専売品が最大40%OFF♪ こちらの検索窓にブリーチと入れて検索してください。
楽天 イリヤ ビビッド ホイップ ハイブリーチ※理美容技術者専用品なので、自己責任の下でご使用ください。【RCP】
アマゾン ビビッドホイップハイブリーチ
使用の注意をしっかりと守って、髪を痛めないようにブリーチしてくださいね。
(きれいに染めたい方は、美容院でのブリーチをおすすめしています。)
美容師からの、髪を傷めないコツ情報でした。